2017年5月24日水曜日

【アモリ通信110:認知症】    20170524


福島清隆 さん


こんにちは。

参謀育成コンサルタントの福島清隆です。


本日のテーマは「 認知症  」です。

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 あなたを襲う

 認知症

 経営が止まる 社会が揺れる


   日経ビジネス 2017.03.13 No.1882

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今回は「人工知能」関連のテーマにするつもり
でしたが、読んでいた書籍の理解度が充分でない
ので、急遽、日経ビジネスからテーマを選択し
ました。


同誌の上記号の特集(P28~P43)の一部をサマリー
します。


〇 認知症患者数と65歳以上有病率の推計

  2012年    65歳以上  3079万人
  この内
  健常者    2217万人
  MCI (正常と認知症の中間の人)約400万人
    (全員が認知症になるわけではない)

  認知症患者  462万人

  2025年には認知症患者数は700万人になる
  とのこと。


〇 警視庁によれば、05年に7.4%だった死亡事故
  全体に占める高齢運転者(75歳以上)による
  事故の割合は15年時点で12.8%まで増えた。


〇 経営トップが認知症の悲劇

  東証1部上場某メーカーでの異変
  高齢トップの言動に明らかな事実誤認が発生
  勘違いから他社の人間にも激高するトラブル
  「天皇」とよばれるトップに誰も忠告できず

  本人の「体調不良」で入院するまで同トップ
  に振り回される羽目になった。


〇 「人間には2通りの生き方しかない。
  認知症になるまで長生きするか、
  その前に亡くなるか」
 (東京女子医科大学:岩田誠名誉教授)


〇 該当する項目にチェック
 (認知症の気付きチェックリスト)

  ・何かしようと思っても、何をしようとした
   のか忘れてしまう。

  ・以前は問題なくできていた仕事や家事が
   うまくこなせない。

  ・小銭を使えずに財布にどんどんたまっていく

  ・通いなれた道なのに迷うことがある。

  ・身だしなみを気にしなくなる。

  ・何度も同じ話をしたり、同じ質問をするよう
   になった。

  ・しまい忘れ、置き忘れが増え、いつも探し物
   をしている。

  ・やる気がなく、なにをするにもおっくうに
   なる

  ・モノのにおいがしない、においの区別がつか
   ない

( ここで個人的な見解を言わせていただくと、
上記にあるものは総て全く無関係・・とは言い切れ
ない自分に、少々、頭にアセをかいてます。

  そこそこの年齢になれば、誰でもそうだとは
  思いますが・・・汗×∞??? + 苦笑 )


〇 和光病院院長  今井幸充医師

「自分は病気ではない」と思っている親などを
医療機関に連れていくのは至難の業。

当人に本当のことを話せないという多くの家族に
対し、「(あなたが)認知症になったら、私が
とっても困る。だからお願い、私のために診て
もらって」

と助言する。


〇 東京女子医科大学  岩田誠医師

健康受信などという口実で受診してもらって、
そこで実際には認知症の検査などを行うことを
勧める。

親にもプライドがあるのでウソも方便。
ただし、60代ぐらいの人であれば嘘をつかず
連れてきた方がいい。


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それなりの年齢になられた方の多くが体験されて
いるのではないかと思うことがあります。

元気だった自分や妻の両親が歳と共に衰えていき、
介護の身となり、人によっては認知症を患って
しまうという現実。

「人間には2通りの生き方しかない。
  認知症になるまで長生きするか、
  その前に亡くなるか」

この言葉にはグサッときてしまいました。

介護の現場で働く方々や自宅でそういう境遇にある
方々には、「自分は長生きしないと決めている」
とおっしゃる方が少なくないように思われます。

本音として分からなくもないのですが、つらい現実
です。


読んでる人が暗くなるようなアモリ通信を書いては
いけませんね。

さて、どう挽回するか???


〇 患者・家族・企業に変化の萌芽
  共生社会の構築へ       (P36~)

  患者篇   「隠す」から「語る」時代に
  家族篇   同じ境遇だからこそ支え合える

  「認知症を語り合い、伝える」という
   シンポジウム

  医療でも介護でもない認知症の人と家族が
  気軽に集う「認知症カフェ」の一例


  企業編   広がり始めた「オレンジの輪」

  日本生命は、終身タイプの介護保険を発売
  したのを機にある活動を始めた。

  認知症の患者とその家族の応援者となるため
  社員は2時間ほどの講座を受講する。

  するとサポーターの証しとして、オレンジ色
  のリングが受け取れる。

  全社員の4分の1(17000人)を超える人が
  取得し、年齢の高い社員の取得率が高い。


  関連ビジネス編

  「損害保険ジャパン日本興亜」
  ドライブレコーダーを使った高齢者向けの
  運転診断サービス

  「通信カラオケ大手の第一興商」
  運動機能や認知機能を維持するため音楽や
  映像に合わせて体を動かすシステム

  「掃除サービス大手のダスキン」
  認知症ケア専門サービス。自宅で患者と時間
  を過ごし、見守る。

  「ALSOKの「みまもりタグ」 」
  靴の甲部分にGPS(全地球測位システム)機能
  があるタグを入れて、患者が徘徊しても居所が
  分かる仕組み。


〇 技術で「未来」を変える   (P40~)

  諸々の技術開発について紹介されてあります。
  ただ、結局は下記の文章に尽きると思います。

『「新薬が登場すれば患者の人生に画期的な変化を
 もたらす」と期待する、

 早期に発見し、早い段階から治療を始められれば
 症状が深刻になる前に寿命を終えられる患者が
 出てくる可能性もあるからだ。

 そうなれば、認知症患者を社会の「コスト」から
 「稼ぎ手」に変えることができるかもしれない』



う~~ん・・・個人的には唸ってしまうのですが。

認知症について深く考えていくと、人間はいつまで
生きていくべきか・・・そんな大層な命題に突き当
たるように思うのですが、炎上は本意でないので
回避します。  (汗×∞)


もっともっとトンデ?、得意の妄想、空想で考え
れば、それこそ「人工知能」やその他の科学の
発達で、認知症も肉体の老化も関係なしに、
永遠の生命、あるいはリセットした新たな生命が
可能になる。

100年は無理でも1000年しない内に、そういう世界
が現実になるのではないか。

リセットした新たな人生は、地球外で。
病気も食料危機も何の心配もいらない世界。

またまた話が違う次元になってしまいます(^^♪


今回は、私生活的にも極めて現実的なテーマ
でした。(詳細はパスです・・・)


「人間には2通りの生き方しかない。
  認知症になるまで長生きするか、
  その前に亡くなるか」


そんなことはない。

もっと別な世界の到来を私は夢見ています。




福島さんは「認知症」に関して、ご自分
かあるいは近親者に関わりのある世界と思われる
でしょうか。



ご意見をお聞かせいただければ嬉しいです。




最後まで読んでいただきありがとうございます。

福島さんの幸運な日々を祈念します。




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2017年5月18日木曜日

【アモリ通信109:免疫力】  20170517

福島清隆 さん


こんにちは。

参謀育成コンサルタントの福島清隆です。



本日のテーマは「 免疫力 」です。

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体は頑健そうなのに早く逝ってしまう人。

体が強くはないのに結構、長生きする人。

なにが違うのでしょう?

  「免疫力」なのでは?

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今回は「免疫力」について考えてみます。
http://www.menekiplaza.com/gazou/tiyuryoku.gif


免疫とは何か、免疫力とは何か
http://www.menekiplaza.com/meneki.html

免疫とは

一言で「疫病(病気)を免れる」こと。

(1)「自己(自分自身の本来の細胞など)」と
「非自己(抗原=異物・自分の体の外から入って
きた細菌やウイルスなど)」を区別し、
「非自己」を攻撃・殺傷・排除することと、

(2)ときには生命そのものを脅かす変質した
「自己(ガン細胞など)」を攻撃・殺傷・排除
して「疫病(病気)を免れる」働きのことで、
このような働きを免疫力といいます。



生命力   --> 自然治癒力 -->

恒常性維持、
自己防衛・生体防衛、
自己再生・修復再生       -->

免疫力



いろいろ書きだすと、キリがないですね。
しっかりネットで勉強すればいい(^^♪



アモリ通信で書くことは、自分の考え。


このテーマをどうまとめようかと考えたとき、
いつものネットでの質問サイトを思いつきま
した。



私の質問に対して(質問内容は割愛します)、
少し違和感を持った回答をご紹介します。


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------------


免疫力とは体内にウィルスや菌が入り込んできた時
にそのウィルスや菌を殺す力のことが代表的です。

>体が頑健なのに結構、病気になったり早死に
>する人。


日本人の死亡率はだんとつに癌が多いです。
癌になるかならないかは免疫力とは関係無いので
身体が健康であろうがなかろうが癌になり早死に
する人は多いです。

早死にするのだから文字通り若いうちに死ぬので
すから体力の落ちた高齢者よりも若死にした人は
その時点では若くて健康な人が多いので免疫力と
の関連を錯覚してしまいます。



>日頃から、体力があるとは思えないけれども、
>そんなに大病はせず、長生きする人。

運が強いというか体力があるとは思えないような
人などでも免疫力と見た目の頑丈さは別物です。

筋肉だらけのアスリートが免疫力が強いかと
言えば一概にはそう言えません。

長生きする人は免疫力が低くても運良く
インフルエンザのウィルスに感染しない空間に
いれたり、風邪の菌などの無いところで生活して
いたり、癌など三大疾病にもかからないから
長生きが出来ています。

長生きの秘訣は交通事故死などや東北大震災や
阪神大震災などの天災も含めて、運の良い人が
長生き出来るのが現実です。

非科学的ですけど事実です。

------------------------------------------


「癌になるかならないかは免疫力とは関係無いので
身体が健康であろうがなかろうが癌になり早死に
する人は多いです。」


んんん?  ちょっと違うのでは?

免疫力が強いから、ウイルスや癌細胞を撃退する
のでは?


「運が強いというか体力があるとは思えないような
人などでも免疫力と見た目の頑丈さは別物です。

筋肉だらけのアスリートが免疫力が強いかと
言えば一概にはそう言えません。」



これはそうかもしれない。

しかし、


「長生きする人は免疫力が低くても運良く
        ・
        ・
        ・
運の良い人が長生き出来るのが現実です。

非科学的ですけど事実です。」


んんん?   そうなのか。

長生きするかしないかは「運」ってか?

それも一理あるだろうけど、それが一番じゃ
ないのでは???


多くのお医者様はどういう見解を示すのだろう。



私が専門性を語っても、というか医学の専門性は
全くありませんから、深入りはしません。


ただ、単純に


免疫力を高める  -->  病気になりにくい

ーー> 健康で長生きする

(もちろん、不慮の事故にあうという想定外は別)


そういうことでいいのではないか。

その為には、

基本的に、過度な無理をしない規則正しい生活、
本人にあった食生活や栄養補給(ときにサプリなど)
ストレスを過度にため込まない心がけ

そんなところでは?


それでも、癌になる人はなる。
自分の意志とは関係なしに病魔に襲われて、若くして
逝ってしまう人はいる。


理屈に合わんか???



ちょっとここで「平均寿命」について考えてみました。

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日本の平均寿命の推移をグラフ化してみる
(2017年)(最新)

http://www.garbagenews.net/archives/1940398.html

端的にまとめると、日本人の平均寿命は

1891~1899    男 42.80      女 44.30
1921~1925    男 42.06      女 43.20
1947          男 50.06      女 53.96
1960          男 65.32      女 70.19
2015          男 80.75      女 86.99

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--------------

1960年以前は、戦争の影響もあるにせよ、現在から
すれば随分、短く感じます。


ここでもうひとつ、「健康寿命」についても考えて
みました。

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健康寿命ランキング・
国別順位 - WHO世界保健統計2016年版

http://memorva.jp/ranking/unfpa/who_whs_2016_healthy_life_expectancy.php


健康寿命ランキング・国別順位
2016年5月19日、世界保健機関(WHO)が発表した
世界保健統計2016によると、健康寿命世界1位は
日本で74.9歳だった。

2位はシンガポールで73.9歳、3位は韓国で73.2歳と、
トップ3はアジアが占める。

健康寿命とは自立した生活ができる期間のことで、
WHOが提唱した。

データがない国を除くと最も健康寿命が短い国は
シエラレオネで44.4歳。

世界平均は63.1歳となっている。

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----------------


著名な国際エコノミストのHK氏が、
「戦争のない世界がデフレを定着させ、平和と安定
をもたらし寿命を伸ばす」みたいなことをおっしゃ
っていたのを思い出しました。


健康寿命ランキング、日本は74.9歳で世界一。


免疫力の話から平均寿命と健康寿命へと。

充分に繋がってるとは思うのですが、ここで語り
尽くせるものではありませんね。



「長生きできるかどうかは運です」と言い切るのは
個人的には疑問です。


健康的な生活と医療の充実により、結果的に
免疫力が高まっているからではないのか。


それでも、早く逝く人は逝く?


(男性の場合)70歳前後で逝ってしまう人と、
(不慮の事故は別です)90歳過ぎても矍鑠として
いる人の違いは?


生れ持った体質的な問題なのだろうか?


なかなかまとまりません・・・・・・



ちょっと些細な個人的な話を。

私は、毎日
「納豆 + 春ウコンの粉(スプーン一杯)」
を昼食時に摂ってます。

できないときは、コップ一杯の水を温めて、
春ウコンを溶かして飲んでます。


これが一番の理由かどうか定かではありませんが、
毎年3月の花粉症の時期の悩みから解放されま
した。

鼻水タラタラで、出だしたら、ティッシュを使う
使う使いまくる。

毎年3月は、日本以外の花粉症は関係ない海外の
どこかで暮らしたい。

本気でそう思ってました。

が、今年はその症状に悩まされることはかなり
少なくて済みました。


他に摂ってる健康食品や某健康法の可能性も大いに
ありますが、少なくとも体質が改善され、免疫力も
上がっていると、勝手にオモイコンデいます(^^♪


健康で長生きするためには、免疫力を高める。


それが一番大切なことではないでしょうか。

あくまでも素人のオモイコミです(^^♪





福島さんは免疫力が高いかどうかと、
平均寿命や健康寿命とに関係があると思われる
でしょうか。




ご意見をお聞かせいただければ嬉しいです。




最後まで読んでいただきありがとうございます。

福島さんの幸運な日々を祈念します。





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2017年5月10日水曜日

【アモリ通信108:伝える力】  20170510


福島清隆 さん


こんにちは。

参謀育成コンサルタントの福島清隆です。


本日のテーマは「 伝える力 」です。

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 「伝えることから始めよう」

  ジャパネットたかた創業者  髙田明

  初の自著!   東洋経済新報社

  家業のカメラ店の手伝いで
  観光写真を撮っていた時代から
  年商1700億円超の
  日本一有名な通販会社をつくり、
  「卒業」するまで。そして、
  今一番伝えたい大切なこと。

             1600円+税
------------------------------------------

これは私の感性、能力では名著です。

「伝える力」 これが全てじゃないかと。
いつものように何でも直ぐ惚れ込んでしまう(^^♪



今年の2月、髙田明氏の講演を2度、聴く機会に
恵まれました。

プロジェクターも何も使わず、原稿を読むのでも
なく、あの甲高い声ではなく、マイク一本で朴訥
としゃべり続けていました。

髙田氏独特の話術で、同意の拍手を求めながら、
経験談を語り続け、髙田氏と聴衆がいつのまにか
一体になっているような場が生まれていました。

まさにこれが「伝える力」そのものなんだろうと。



講演の最後に、しっかり同氏初の自著をさりげなく
宣伝されてました。


これは是非、読んでおこう。

なるほど、講演の中にもあったこの本に書いてある
ことをしゃべれば、いつでもどこでも何度でも
髙田氏は講演ができるに違いありません。

そして、多くの人を納得させることができると確信
しました。


--------------------------------------------

長崎県平戸市でカメラ店の次男として生まれる
(他の兄弟は兄、弟、妹)。

長崎県立猶興館高等学校卒業後、
大阪経済大学経済学部に進学する。

大学時代は英語の勉強に明け暮れる(このことが
電子辞書を売るきっかけになったと本人は
語っている)。

卒業後、京都府内の機械製作会社の
阪村機械製作所に入社し、東欧を中心に数年間
海外赴任を経験する。

翻訳会社を設立しようと退社したが挫折。

1974年から実家のカメラ店の手伝いを経て、
1986年1月、佐世保市三川内本町にカメラ店
「株式会社たかた」(ジャパネットたかたの前身)
を設立。

1999年までは、実父・政雄が同社の会長を務めて
いた。

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いつものように本書を読んでお伝えしたいことは
山ほどありますが、その中のごく一部をご紹介し
ます。



第2章  どんなこともつながっている

『振り返ってみると、私は天賦の才に恵まれた
とか、他人と違った特別なことをやってきたとか、
そんなことは何もありません。普通でした。

(第一志望の大学は合格できなかった。
 しかし、一生懸命勉強した自分がいた。
 一流企業に入ろうとか出世したいとは考えなか
 った。
 入った会社ではとにかく全力で働いた。
 父の会社に入ったのは友達と始めた仕事がうまく
 いかなかったから。)

どちらかというと、流れに身を任せて、与えら
れた環境に順応して常に全力を尽くすというのが
私の生き方でした。』

       (中略)

今を生きていれば、人生は絶対に拓けるように
なっている。



第3章  できる理由を考える

  ラジオショッピング幕開け
  テレビショッピングに挑戦
  スタジオ建設

『常識にとらわれず、何でも売ってみる。
できない理由を考えるのではなく、どうしたら
できるを考えて。
やらなかった失敗はあっても、一生懸命にやった
失敗はない。

一生懸命やっても結果が出なかった‌ときには、
失敗ではなく「試練」という言葉を使います』



第4章  伝わるコミュニケーション

『コミュニケーションで最も大切なことは何だと
思われますか?

私は「伝えること」ではなく「伝わること」
だと思います。』


(この部分は個人的に、最高クラスの名言だと
気づきました。「伝わること」)

「私は・・・思う」ではなく「相手にどう伝わっ
ているか」という感覚が私に限らず、ほとんどの
人に欠けているのではないでしょうか)


『伝えたいことが相手に伝わっているかどうか
 その原点に立ち帰らないと、コミュニケーショ
 ンはうまくいきません。

 自分は伝えたつもりでいても、相手にはまったく
 伝わっていないことはよくありますよね。

 それは夫婦の間であっても、親子でも、会社の
 人間関係や政治の世界でも同じだと思います。

 自分の気持ちがちゃんと伝わっていなければ、
 いい関係は築けません。

 伝えたつもりではだめなんです』


 売れ行きは「気力」で決まる
 想いの強さ---伝わる原動力
 わかりやすく伝える

『私がなによりも心がけてきたのは、上手く
ではなく、分かりやすく伝えることです』


 面白く伝える
 「何を伝えたいのか」を明確に意識する
 伝えたいことを絞る
    最初の1分間が勝負
 伝える相手を強く意識する

『タブレットは最初は若いビジネスパーソン向けに
紹介していました。が、あるとき、ふと高齢者が
これを持ったら、こんなに楽しいモノはないかも
しれないと思いました。

インターネットで仲間も増えるし、検索は音声で
簡単にできるし、音楽は聴けるし、楽しいじゃ
ありませんか』


(まだまだありますが、割愛します)



第5章   自己更新


目標を持たない経営

『ジャパネットたかたの経営を振り返ってみると
「長期的なビジョンを持たない積み上げ経営」
だったと思います。

「長期計画のない経営」「目標をもたない経営」
というテーマで講演したこともあります。
計画性はほとんどなかったです。

       (中略)

軸足を置いていたのは、とにかく「今」です。
今できることに最善を尽くす。そこから、次の
ステップが見えてくる。

最善を尽くす中で次のステップが見えてきたら、
スモールステップで次に進む。

その繰り返しで成長を続けてきました。

目標と呼べるようなものがあったとしたら、
それは、昨日より今日、今日よりも明日、
今年よりも来年と売上を伸ばし、成長していく
という強い想いでした』


(ここだけ読むと誤解される方が一部、いらっ
しゃるかもしれませんが、目標を掲げること
自体は悪いとは思はないが、実力とかけ離れた
目標を立ててしまうことの愚を説いてます)



不易流行-----理念を守れば、経営方針は
180度変えていい。


(経営理念などなく、とにかく今を一生懸命に
生きる・・・・というように伝わっているかも
しれませんが、決してそうではありません。)


『経営者にとって大事なことは、ミッション、
パション、アクションの3つだと私は考えてい
ます。

伝わるコミュニケーションと同じです。

     (中略)

ミッションは変えてはいけない。パッションも
失ってはいけない。ただ、アクションは時代に
即して、むしろ変わっていくべきだろうと思い
ます。』




いつものことですが、このアモリ通信で中途半端
に長々と内容の一部をご紹介させていただくのでは
なく、是非、本書を読まれることをお勧めします。


スーパーや百貨店などでお客様の目の前で、商品
説明をされている担当者の方々には必読の書です。

またそれに限らず、セミナーや講演の講師にしても
あるいは、ビジネスパーソンのいろいろな交渉の場
でも、あらゆる人々の私生活上のいかなる状況でも

  「自分が知っていることを伝える」

というのではなく、

「伝わっているか、どうしたら上手く伝わるか」

そういう感覚こそが先にあるべしと気づかされまし
た。

「相手の目線で、自分が相手になって自分を見る」

確かそういう意味合いの言葉もあったと思います。

名言ではないでしょうか。






福島さんは髙田明氏にどのような印象を
お持ちだったでしょうか。

(彼は既に第一線から引退して、別な活動を
始めています)

TVショッピングのオモロイオッサンといった感じ
だったでしょうか。
実のところ、私はそれくらいの印象しかあり
ませんでした)




ご意見をお聞かせいただければ嬉しいです。




最後まで読んでいただきありがとうございます。

福島さんの幸運な日々を祈念します。



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2017年5月3日水曜日

【アモリ通信107:徒然に・・・ひとりごと?】  20170503


福島清隆 さん

こんにちは。

参謀育成コンサルタントの福島清隆です。



本日のテーマは
   「 徒然に・・・ひとりごと?  」です。
-----------------------------------------

 今回は「ひとりごと」です。

 日記調になるかもしれません。

 スルーしてください (汗;;;)

-----------------------------------------

アモリ通信の原稿は、大体8週間分のストックを
用意してます。

原稿の仕込みを1週間飛ばしても、そうそう焦る
ことはありません。

が、毎週、金曜か土曜か日曜に原稿を仕込むことを
基本的に習慣化してます。

そんな中、今週のテーマは?
で、上手くネタがまとまらない、準備不足のことも
少なくはありません。

今週がそうです・・・・さあ、コマッタ?

こういう時は、「さりげない疑問」で何とかする?

みたいな感覚で乗り切ります。

今回は「ひとりごと」オンパレードです。


----------------------------------------------

① 「ジャパネットたかた」創業者、高田明

高田明氏の生の講演を2度聴く機会に恵まれた。
一つは法人会組織。もうひとつは日経産業新聞の
関係。

同氏は「ジャパネットたかだ」の社長職から退いて
今では日本全国を回りながら、「面白い商品」の
発掘に力を注いでいるようだ。

とにかく面白かった!!

同氏の初の自著「伝えることから始めよう」を
読んで、必ずアモリ通信のテーマにしてアップ
しよう(^^♪


常日頃から思うことだが、
中小企業の経営者が中小企業の経営者のままで
終わるのは、ある意味、当たり前であり普通の
ことだと思う。

しかしながら、一部の傑出した経営者は何故に
「中小企業から中堅・大企業を育てる経営者」
となりえたのか。

その答えを得られるかもしれない。

-------------------------------------------

② 人工知能にできないことを知ろう!!

ノ・ジェスってどんなひと?


知人の紹介で、
「JAPAN MISSION PROJECT 2016」
なる講演会に参加した。

「日本が、福岡から世界を変えるんだ!!」

この組織のトップにいるような人物が、
張り切っていた(^^♪


数百名の参加者で圧倒的に若い人が多かった。

「人工知能が出来ない仕事を、もう開発
したよ」

知人の名刺にはそう刻まれてある。


「宇宙一美しい奇跡の数式
   0 = ∞ = 1
     ノ・ジェス Noh Jesu 」

ちょっと難しそうだが、多くの若者が興味を
示しているようだし、この本を読み終わり次第、
アモリ通信のネタにしよう。

(ちょっと私には難しく、人工知能を再テーマ
にするのは、もう少し先のことになります)

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③ 事業継承 「継がせる者と引き継ぐ者」

中小企業家同友会のフォーラムの分科会でのテーマ

日本には約380万社の企業+個人事業主がいる
ことを知ったのが定年して約半年後。

その中で、大企業は約1.1万社。
約379万社は中小零細企業ということになる。
要は企業数で言えば、の99.7%は中小零細企業
ということだ。

( ちなみに、
社員数でいえば、中小零細企業は70%
売上でいえば、 中小零細企業は45% )

分科会では、同じテーブルにいた8名の内6名が、
オーナーか事業継承予定者だった。


自分は37年間、中小企業に勤務していたという
認識だったのだが、99.7%が中小企業と知った

大きな括りで言えば、自分は大企業に勤めていた
人間だったと認識を新たにしたのが定年半年後の
こと。


が、大企業でもオーナー企業なら、本質は中小企業
と変わらない事例が少なくないと思う。

「上場企業」は「家業」ではありえないのだが。

これも書き出せばいろいろと長くなる。

事業継承でも専門的に語れるように研鑽を積んでい
きたい。

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④ セミナー・研修・講演会での参加者の違い

今月も、いくつかのセミナー他を体験した。

セミナーオタクになってもしょうがないが、それに
しても、いろいろな先生とそこに集まる人たち。

広くいろいろなものを知るのは楽しい。
が、自分に向いたものに絞り込むのも大切。

今頃、当たり前のことを言っても笑われそうだが、
なんとなく引き出しが増えた気分になるもの悪く
ないものだ(^^♪


先日、某国立大学で専門的な少人数のセミナーに
参加する機会があった。

講師の先生(大学教授・准教授)も聴衆の予備軍も
ハイレベルな人ばかり。実にアカデミックな
セミナーだった。

あまりにも内容が難しく、個人的には場違いを
感じてしまった。


頭が良くて、勉強が好きで、そういう人たちが
生きていける場があることは、それはそれで素晴ら
しい事だと思った。

その反面、大企業のごく一部の部署なら別かもしれ
ないが、中小零細企業にとっては、
 「全く役に立たない世界の人々であり学問」
ではないか、とも感じてしまった。


余計なことを書くのは自重しよう (汗;;)

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⑤ 日経225mini

最後は個人的フライイングで余計なことを書こう。

(基本的に、勤め人が勤務時間にやっていいことで
はありません)

日経225miniとは、要は株の売買で差益を稼ぐ世界。

はっきり言ってというか、バクチみたいなものと
言っていいかもしれない。

過去、私はこれに少額で取り組んで、何度も何度も
何度も何度も・・・・オーマイガッ!!で痛い目に
あっている。

所詮「自分に向いた世界じゃない」ということで、
自重して2年以上全く関わっていなかったが、
ここにきて新たな挑戦意欲で復活!


ざっくり言うと、
日経平均株価で100円の上下で10000円の
利益か、あるいは損失かが決まる。
(10円なら1000円、50円なら5000円)

「買い」から入って上がれば儲け、下がれば損。
「売り」から入って下がれば儲け、上がれば損。

平均株価がどの辺にあろうが、要は上がり下がり
を予想して勝負するもの?

コツコツ稼げても、いつかくるドカ~ンと下がる
(あるいは予想外に上がる)局面で、読み違えて
アッという間に累積益が消滅する。

専門的な知識やテクニックもさることながら、
いかに「ロスカット」(損切リ)ができるかどうか
そして、最も大切なことは「欲を制御する!!」
という精神的な冷静さに違いない・・・と思う。


自分の引き出しのひとつ。
「デイトレーダー」とまではいはないが、
「日経225mini」で成果をあげる人間。

長年の体験、失敗の積み重ねで、結構、「イケル」
という感覚を持っている。

「バクチ」や「ギャンブル」ではなく
「ビジネス感覚」で真剣に取り組む・・・たい?
 (カナリ  リキ  ガ  ハイッテ  イル   ??? )


生涯現役を考えた時、現実的には年齢を重ねる程に
収入を得る手段は厳しくなる


ボケや脳の著しい衰えに見舞われない限り、
   「トレーダー」・・・モドキ
であっても、とにかく自己責任で収入を得る手段
をきちんと身につけたいものだ (苦笑&汗;;)


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ということで、今回は密かに思うこと、テーマに
するには準備不足のものを思いつくままに書きま
した。




福島さんはこれら5つの中で、何か
関心がありそうなものがおありでしょうか。





ご意見をお聞かせいただければ嬉しいです。




最後まで読んでいただきありがとうございます。

福島さんの幸運な日々を祈念します。



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