2017年1月26日木曜日

【アモリ通信093: アメリカ人の豪華な家】  20170125


福島清隆 さん


こんにちは。

参謀育成コンサルタントの福島清隆です。


本日のテーマは「 アメリカ人の豪華な家 」です。

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今月の金言

「なぜアメリカ人は中流層でも豪華な家に
 住めるのか」

  大前研一通信 Oct 2016  VOL265

  世界に学ぶ最強のマネープラン

 お金持ちになるためのヒント、お教えします!

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私は大前研一氏を必ずしも好きな訳ではありま
せんが、彼の生き方や発想力というか着想力、
分析力には大いに学ぶべき要素を感じます。

ちょっと疑問を感じる部分もなくはないのですが
それは誰しも同じです。


言ってることがいつもデカ過ぎてイケてないヤツ
・・・おっとと・・いかん (汗;;;)

謙虚に謙虚に・・・・・(苦笑)



「なぜアメリカ人は中流層でも豪華な家に
 住めるのか」という疑問は、果たして的を
得ているといえるのか?


私はアメリカは2度、行ったたことがあります。
一度はプライベートで4日程度。
2度目は仕事で1週間弱。


そんなものでアメリカを「知ってる」うちには
入らないのは明白です。

またまた、いつものようにクドイノデスガ、
「行ったことがある」と「そこを知っている」
とは全然違います。

国内であれ、海外であれ。

その土地を「知っている」というには、そこに
「住んだことがある」という体験があって
初めて「そこを知っている」と言えると私は
常々、思っています。


彼はアメリカに住んだことがある人ですし、
ハイレベルのビジネスでも丁々発止されてる方
でしょうから、私が茶々を入れれる道理はありま
せん。


ただ、大統領選を見て感じるアメリカの
イメージからすると、ちょっと違うんじゃない
のか、とも言いたくなります。


まぁ~そんなことはヨコに置いといて、
本テーマについて、前後の号の内容も含めて
まずは「素直に」要点をまとめてみます。


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1.アメリカ人は若いうちは賃貸で引っ越し
  を繰り返す。

2.日本の住宅と違い、アメリカの住宅は
  中古でも値上がりするため、買い替えは
  難しくない。

3.転勤を繰り返し、賃貸で住む内に
  理想の街を探し、40代後半で理想の家を
  買う。

4.ただし、その家も「終の棲家」ではなく
  売ることを前提に買う。

5.多くのアメリカ人の家は、広いリビング
  大きなソファー、男女別トイレなどのある
  一軒家である。

6.あれは決して富裕層の豪邸ではなく、
  普通のサラリーマンの平均的な住宅であり
  ドイツ人なども同様である。

7.アメリカ人の頭の中は家が7割。
  仕事が3割である。

8.アメリカでは家が最大の貯蓄であり、
  最大の金融商品である。

9.アメリカの住宅は平均耐用年数が100年
  くらいが普通で、住環境がよく、きちんと
  手入れをすれば購入時の2,3倍で売れる。

10.このため、住宅は「不動産」ではなく
  「動産」と考えられている。

11.日米の住宅事情の根本的違いは、
  日本の銀行が悪い。

12.日本の銀行は不動産の上物の価値を認めず
  アメリカのように「家がお金を生む金融シス
  テム」を作ってこなかった。

13.だから、アメリカでは住宅に投資すれば
  するほど資産が増えリッチになる。

14.日本では住宅に投資すればするほど資産が
  減って負債が増える。

  だから日本人は将来の不安解消のために必死で
  貯蓄をするという二重の負債を背負う。

15.アメリカでは複数の住宅を持つのは、中流層
  のサラリーマンでも当たり前である

16.その理由は、リフォームすればするほど
  価値が上がる住宅が最大の金融商品になって
  いるということ。

17.同時に、日本とは異なる「税制」がある。

18.アメリカではサラリーマンも確定申告を
  している。
  税理士や会計士に頼まず、自分で申告し、
  電子決済で納税している。

19.これにより、家の増改築他が「経費」として
  計上できる。

20.アメリカ人は普通のサラリーマンが
  手元にキャッシュがなくても別荘を買う
  ことができる。

21.シカゴなど中西部の大都市で仕事をしている
  人は、南の暖かいリゾート地に別荘を買う。

  自分たちが使わない時は、貸し出し、リタイア
  したら現役時代に住んでいた家を売って移り
  住む。

22.これができるのは「ABS」、
  アセット・バックト・セキュリティ、
  資産担保証券という仕組みがあるから。

23.これは買った別荘を貸し出すことによって
  得られる収入、すなわち将来のキャッシュ
  フローを抵当にしてお金を借りるものです。

24.アメリカ・カナダ・オーストラリアには
  別荘の管理会社があり、諸般の手続きを代行
  してくれる。

25.すなわち、自分はお金を全く使わずに
  もう一軒の家を手に入れることができる。

26.しかも、現役時代に住んでいた家は
  高い値段で売れるので、それが「貯蓄」
  となって老後は豊かな生活ができる。

27.日本にはアメリカのような管理会社は
  ない。銀行も別荘を貸し出したローンで
  返済していくというシナリオには乗って
  こない。

28.日本のサラリーマンはどうすれば資産を
  増やせるか。
  新しい‎かたちの資産活用の仕組みが続々と
  生まれている。

  それは次号(2016.Dec VOL267)で説明。


(最初にこの原稿を書いてるときは、まだ
 VOL267は届いていませんでしたが・・・
 届いたので。

 できるだけて簡潔に書くと。


”人々の「地域的な偏見」が富を生む好機とな
 る”

 東京なら、中央区「馬喰町」のマンションに
 投資すれば富を生むだろう。

 サラリーマンや航空会社のキャビンアテンダ
 ントが住む町として、これほど交通至便な
 場所はそうないでしょう )



だいぶ端折って書きましたが、アメリカ人が
中流層でも「豪華な家」に住める理由が、
なんとなく理解できたのではないでしょうか。



特に個人的に「18」でピンときてるのですが
長いサラリーマン生活を卒業して、現在私は、
個人事業主です。

自宅を事務所にしてますが、諸経費を「経費」
に計上し、自分で電子決済して納税してます。

活動費用は総て「自腹」ですから、諸々の費用
を「経費」として計上できます。

サラリーマン時代には思いもよらなかったこと
を知ることができてます。


もっとも、そのことで「別荘」が持てて、
豊かな老後を過ごせてるなどということは全く
ありませんが (苦笑)


根本的に、日米の文化の違いと税制の違いが
あるので、比較してもどうにもならないことですが
日本でも「普通のサラリーマン」でも「豪邸」
に住めるようであってほしいものです (笑)


ただ、大前研一氏のいう「普通のサラリーマン」
「中流層」がどの辺をさすのか、少々気にはなり
ます。

アメリカでは、上位5%(だったか)の富裕層が
富の80%(だったか)を占めているとかいう
指摘が何かの報道番組であったように思います。


要するに「格差」が広がっている訳です。


トランプ大統領誕生の根本的な原因のひとつが
そこに潜んでいることは間違いないでしょう。


アメリカ人の中流層とは、どれくらいの年収の
人々で、人口の何%位を占めるのか、機会があれば
調べてみようと思います。

「中流層 = 普通のサラリーマン」と言える
のかどうか。

あくまでも大前研一氏のような人物の感性だから
そうなのかどうか。




福島さんは、「普通のサラリーマン」でも
アメリカでは「豪邸に住める」という印象を
お持ちでしょうか。


少なくとも、日本の住環境よりは優れていると
言って良いのかもしれませんが (笑)




ご意見をお聞かせいただければ嬉しいです。




最後まで読んでいただきありがとうございます。

福島さんの幸運な日々を祈念します。




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SILマネジメントサポート 代表  福島清隆
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1 件のコメント:

福島清隆 さんのコメント...

今回も自分でテスト投稿のコメント。

シンプルでいいブログに出会った。
望まぬ広告など必要ないから。

後は如何にして認知度を上げるかだ!